初めての職質

昨晩、大学祭の準備で日付けが変わるまで大学で作業をしており、その後40分ほどかけて自転車で我が家までの帰り道、後ろから車が来る気配がしました。
それはパンダトレノ…ではなく、パトカー。
そう、いわゆるパトカーですね。(ぁ
スーッと先に行ってウインカーを上げて歩道に寄せると、停車して中からおまわりさんが出てきて止まれとジェスチャーで言ってきました。
その瞬間、左のわき道に逃げようかと思いましたが、夜遅くにそんな不審な動きをネタですると、マジで連行される恐れがある気がしたのでおとなしく止まります。
そして初めての職質タイム。

K「君、これからうちにかえるの?」

テャ「ええ、そうですけど」

k「どっからきたの?」

テャ「県立大ですけど…?」

k「あんな離れたところから、この時間に?どのくらいかかるの?」

テャ「40分くらいですかねー?いやー、卒論の中間発表があってその追い込みで大学に遅くまでよくいるんですよー(ナチュラル且つ、微妙にうそ)そうすると、ほら、バスとか無くなっちゃうんで自転車で帰ることにしてるんですー」

K「そのリュックの中身は?」

テャ「これ?ああ、ノートパソコンとか資料とかですが…」

k「あ、そう。なんか身分を証明できるのある?」

テャ「ああ、学生証が…」

k「免許証とかはないの?」

テャ「免許あったら、こんな寒い外をこんな時間に自転車で走ったりしませんよ」

k「ああ、たしかに(笑) えーっと、これなんて読むの?」

テャ「テャです」

k「でも、これT・H・Aって書いてるけど?」

テャ「それでテャって読むんですよ」

k「へー、そうなの。で、今から帰るわけ?」

テャ「ええ、そうです」

k「どこらへんまでいくの?」

テャ「え、そこですけど」

と、K官のすぐ後ろの我が家を指差す。
そう、実は我が家から50mしか離れていない路上で呼び止められたのでした。
その後、k官はこれからも気をつけて帰ってねとちょっと微妙な笑顔で言い残し、帰って行ったのだった。

俺のような善良な市民をとっ捕まえて職質せなならんとは、k察も大変だなぁと思った夜でした。